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A.
事務所のお客さんは大きく分けて主に2つのタイプがあります。
ひとつは法人や個人事業主のお客様です。
基本的には中小零細企業(一部上場企業のお客様もいますが...。)の社長さんや
経理担当の社員さんとお付き合いすることになりますが、場合によっては生産管理の方や営業の方とのお付き合いもあります。
ありがたいことに事務所のお客様は温和な方が多く、さらにしっかりと情報を集めてクレバーな判断をされる方が多いと思います。平成29年10月の国税庁発表によりますと平成28年度の申告において黒字申告は全体の 33.2%しかなかったようですが、うちの法人のお客さんの63.6%(平成29年12月末時点)が黒字経営です。
クレバーという表現も決してお世辞ではないと思います。
もうひとつのお客さんは資産家のお客さんです。
池田市という土地柄もあって北摂地区の地主さんが多くお客さんになって頂いております。毎年の不動産所得と相続税対策及び相続税の申告などでお付き合いをしています。
おおらかな性格の方が多く、うちの事務所を可愛いがって頂いております。
いずれにしてもお客さんとの関係は良好に推移しており、ありがたいことに仕事上で変なストレスを強いるようなお客さんは今のところおられません。
A.
会計事務所の業界は、残念ながら決して先行きが明るいものではありません。
と言うのは1986年に凡そ532万社あった法人数が2014年には凡そ382万社へ、この30年弱の間に何と150万社も減っている(約30%減)のです。
お客さんの数が減れば当然に会計事務所の業界の総売上高が減少するのは「自然の理」ですよね。そこにもってきて税理士や公認会計士などの職業会計人の数が増加しているのですからたまりません。
外部環境を眺めただけでも決して幸先が明るい業界だとは言えないのです。
そんな過酷な経営環境にあって野垣公認会計士・税理士事務所の将来性は決して悲観的なものではありません。会計事務所の業界において9割方がいわゆる「記帳代行・年一決算スタイル」の顧客サービスを展開しています。
ここ最近はIT技術の急激な進化を背景にFinTechの波が押し寄せてきています。
FinTechが本格的に進みと金融機関からの取引データを会計仕訳として自動読込することが常識となりますので、「記帳代行、年一決算スタイル」の会計事務所はその存在意義を失ってしまいまう。
しかし、心配はありません。
野垣浩公認会計士・税理士事務所においては「自計化・翌月巡回監査スタイル」によるサービススタイルを徹底していますので、たとえ会計仕訳が自動読込となろうとも、それによって出来上がった計算表や決算書を基に、経営者と経営の悩みに対して深く相談に乗ることが出来るので、顧客満足度はさらに上げることが出来ると考えています。
また世の経営者も昔のようにドンブリ勘定の経営スタイルではまずいということに気がつき始め、財務諸表をしっかりと分析して、予算や中期経営計画を立ててしっかりと経営管理をしていかねばという思いで動き出されており、これらの方に対しては寡占的な土俵が構築できているように思います。
結果的に一般的な会計事務所においては一人当たり売上高が500~700万円前後と言われている中で、野垣浩公認会計士・税理士事務所は巡回監査担当者一人当たり売上高が約1,600万円という驚異的な経営成果を上げているのです。
A.
「記帳代行・年一決算スタイル」の場合には、お客さんの所に出向く回数が年間で数回程度ですので、時間やコストという観点で考えますと手間が省けるということになります。
低価格路線をうたっている会計事務所は全てこの路線で勝負していることになります。
しかし「自計化・翌月巡回監査スタイル」の場合には毎月確実にお客さんの所に出向き、社長と面談をして企業実績を報告し、予算との乖離の原因分析をしてその対策までを話し合いますから時間やコストがかかりますし、これを満足にこなせるスタッフの育成に時間と大きな手間(教育等)がかかります。
しかし現代社会において簿記ができて、決算申告ができるというだけのアドバンテージで仕事をしていても昔のようにお客さんは大きな付加価値を感じてはくれません。(直前のQuestionで説明している通りです。)とくにFinTechの波が押し寄せ、金融機関の取引データから会計仕訳が自動で生成する事が常識になりつつありますから、会計仕訳をパチパチと手で打ち込んでいるだけの「記帳代行、年一決算スタイル」はその存在意義が無くなっていくのだと思います。
まさにこれからは、会計や税務のソフトウエアが進歩したお蔭で、かなりの程度これらのシステムを利用すれば素人でも決算申告ができてしまう時代に突入しつつあります。
そういった経営環境の変化を考えますと、職業会計人はやはり経営の中身にまで踏み込んで会計数値をベースにしてコンサルティングをしていくスタイルで仕事をしていかないとお客さんが満足を感じて頂けることはありませんし、適性な報酬を請求することもできなくなると考えております。
今後の職業会計人の仕事は、毎月お客さんの所を訪問して社長と面談をするという手間そのものでしか、自らの仕事の意義を納得して頂けない仕事になってくると考えております。
また毎月の社長との面談を通じてのコンサルティングに耐えれるスタッフの育成についても確かに手間がかかることではありますが、そのことそのものが職業会計人になる為の教育課程と呼ぶべきものであり、これを手間と考えてはならないと思っています。
A.
平成20年の冬季に事務所を全面改装して明るく清潔感のあるオフィスにしました。それまでは居住用マンションをそのまま使っていましたので、部屋が細切れにセパレートされており廊下なども採光があまり良くなくて、本当にオフィスとして使いにくい仕様になっていました。
そこで一念発起して合計80坪に及ぶマンションの2フロアーを買い取って、全面大規模リフォームをしたおかげで広々とした執務室や、セキュリティーの効いた倉庫、豪華な応接室や25名前後が収容できる研修室などを実現する事が出来ました。
また部屋の色合いにも気を使い事務所のロゴマークに使っているスミレ色と淡いグリーン、さらにはホワイトを貴重とした清潔感のある明るい雰囲気になりました。
執務室においては各人の机が4人一組でプリンターを中心にして風車の形状に配置され、作業中でもいちいち席を離れて印刷物を取りに行く必要が無くなり、効率的になっています。またインフルエンザや花粉症の流行にも配慮し、大型の業務用プラズマクラスター発生器を配備し、スタッフの体調管理に相応しい環境を提供しています。
さらに簡単な調理が可能なミニキッチンを置いたり、コーヒーが楽しめる機器も設置してあり、業務の合間に緊張を和らげるひと時を楽しめるようになっています。
トイレもリフォームの結果、お洒落な空間に様変わり。当然ウォシュレットも完備しています。事務所の様子は「事務所紹介」のページに写真を載せていますので、ぜひとも参考にしていただければ幸いです。
A.
私たちの仕事の基礎部分ですから、入社早々から全力で勉強して頂く必要があります。
慣れない仕事をしながら新たな勉強を猛烈な勢いでするというのはとんでもない苦労だと思うのですが、その苦労に真正面から挑める覚悟のある方なら応募して下さい。
「自分は頑張れる!」というのがただの思い込みでは困りますよ。
A.
あなたの職歴を詳細に書いた一枚の紙のことを言います。
インターネット等で「職務経歴書」を検索すれば詳細が分かると思います。
A.
以前は不夜城と言われるほど残業の多い職場でした。これは会計事務所の業界では割と一般的な傾向のように思います。
ただし、7~8年前から「残業時間圧縮」を事務所の経営改善テーマに掲げ、目覚ましい成果が上がっており、実質的な残業時間問題は解消しました。また残業時間が多いことが事務所内で人事評価上で有利に働くこともありません。
具体的には19時に業務用のサーバーを止めてしまいますので、決算等が重なるなどしたスタッフ以外は遅くともその時間帯までには帰宅しています。
また税理士試験を勉強しているスタッフも多数いますので、授業のある日などはきっちりとそれに合わせて学校に行くスケジュールで仕事をしています。
ただ確定申告期(2月1日~3月15日)は、個人の所得税申告が重なり残業をせざるを得ない状況になるのですが、それでも今年は概ね20~21時くらいまでには帰宅できています。
当然残業した場合には、残業代を満額支給しているのは言うまでもありません。
A.
お客さんの都合に合わせて休日出勤した場合や、上記に書いた確定申告期に休日出勤した場合には、確実に振替休日を取得してもらうようにしています。
これをしていないと直前のQuestionで書いた法令遵守が嘘になってしまいますよね。
A.
営業ではありませんから営業成績という意味でのノルマはありません。
しかし、優れた職業会計人を目指す上で自らの知識や技術の習得にノルマを課すことで成長するスピードが加速するのも事実です。そういう観点から言うと自らにノルマを課さず知識や技術の習得に受け身である方は応募そのものをご遠慮下さい。あくまでもノルマは事務所が課すものではなく、自らの判断で自らに課すものだと思います。