野垣事務所では短時間通勤を推奨しています。(もちろん近所に住まないと駄目という意味ではありません。。)実際、チーム野垣のメンバーのほぼ8割以上は事務所から通勤時間が15分以内圏に住んでいて、毎日自転車や徒歩通勤しています(通称:通勤ミニマリスト)。2016年10月に株式会社マクロミル(本社:東京都港区)は、東京都内・大阪府内に電車を使って通勤通学をしている人2,000名に、通勤通学の状況について調査し、通勤通学時間を聞いたところ、片道「1時間程度」が20%で最多で、「40分~45分程度」18%、「50分~55分程度」13%と続き、1時間以上と回答した方を合計すると全体の50%以上に(東京55%、大阪45%)にのぼったそうです。
また、通勤通学時間のうち、電車に乗っている時間も聞いたところ、「30~35分程度」が18%で最多でし、30分以上と回答した方を合計すると64%にのぼりました。東京・大阪に通勤通学している方のうち多くが、1日1時間以上を電車の中で過ごしていることがわかりました。
また、「通勤」の実態調査2014 アットホーム(本社:東京都大田区)によると、電車通勤中にすることは、読書、寝る、音楽を聴く、ニュースサイトを見る等の順になっていて、それなりに有意義に感じている人もいるようですが、毎日2時間弱を、通勤に使う事は、時間と体力、精神を消耗するのではないでしょうか。通勤時間が長いほど、睡眠時間が短くなる傾向もあるようです。
職住近接という言葉がありますが、職場と住む場所は近いほうが望ましいということを意味しています。人生の多くの時間を仕事をすることに費やしているからこそ、通勤時間を短縮することで生まれたゆとりを、家庭や自分の余暇に使うことができれば、健康でより充実した人生を過ごすことが出来ると考えています。
私も通勤ミニマリストの一人です。車だったら5~6分だし、歩いても20分ぐらいの距離です。
体が楽だし、とにかく通勤に時間がとられないから、出勤前に朝ランニングする余裕もあります。
これが梅田にある事務所だったら、そんな時間取れないと思いますよ。我が家は、今は子育てでどうこうってことはないけど、子供の迎えに行くなんてことはおそらく近い方がやりやすいと思うし、生活もその分もゆとりが出て、人間らしい生活がしやすいと思います。
通勤時間が短いことは得だなと思います。
よく考えてみたら、通勤時間は給料に入っていないけど、うちの事務所だったら池田から大阪市内とか、お客さんのところ(大阪市内のお客さんが多いです。)に移動する時は、給料カウントしていることになっているから、同じ電車乗っていても、往来の時間が給料となるかそうでないかは実は大きな差になっているのだと思います。
災害時の帰宅困難者の問題もあるし、職場と自宅が近いことは、そういった緊急時にも安心です。実際に平成30年6月の大阪北部地震の時には、交通機関の混乱にも巻き込まれず、
メンバーのほとんどが始業時間には事務所に到着し、顧問先の状況確認にあたることが出来ました。
もし日中に地震が発生した時でも、職場と自宅が近いことで家族の状況を確認しに帰ったり
することは訳もないことなので、不測の事態にもすぐに対応できて安心だと思います。