所長挨拶

所長

はじめまして。
野垣公認会計士・税理士事務所の所長の野垣浩です。
この度は、弊事務所への応募を検討頂き、誠にありがとうございます。
心より感謝申し上げます。

現在、私を含めて12名のスタッフで経営をしてきましたが、この不景気な時代にもかかわらずお客様から仕事の依頼が増え続けている状況に対処する必要性はもとより、お客さんへのサービス提供を私一代で終わらせてしまうのではなく、現在の経営品質を維持もしくは向上させながら未来に向かって継続させていくため(我が事務所の経営理念から出てくる考え方です。)にも、将来の野垣公認会計士・税理士事務所の中核を担う人物を募集する必要性を痛感し、求人募集を行っております。

私の事務所は会計事務所が広く実施しているお客さんの経理業務の請負代行(以下で、「記帳代行」と呼びます。)形式の業務を行っていません。
記帳代行をメイン業務にしてしまうと、お客さんの会社の経理下請けになってしまい、ただ単に仕訳を切るだけの外注下請人になってしまいます(付加価値の生ずる仕事ではありません。この市場では低価格路線の会計事務所がせめぎあうダンビング相場になってしまっています。記帳代行は、最近話題になっているFinTechの大波にのみ込まれて無くなっていく運命にある業務です)。また、 お客さんの側において経理業務の重要性が理解できないまま、ただ単に税務署に問題点を指摘されることを恐れて業務委託をするというパターンから会計事務所に対する認識が抜け切れなくなってしまうと考えるからです。


ですから私の事務所では経理業務の重要性をお客さんにしっかりと認識して頂いて会社経営の羅針盤として経営者の良き相談相手になる(付加価値が生じる仕事です。現在は競合相手も少なく、闘いやすい土俵だと思っています。)ことをテーマに、お客さんに経理業務については自計化できるようにしっかりとご指導し、その結果できた会計帳簿に対して月次巡回監査を丁寧に実施し、この正確な月次決算データに基づいて決算予測や来期の予算の作成、さらには予算実績対比分析などを積極的に行っております(大手上場企業と中小零細企業の決定的な経営力の格差は単に「ヒト」、「モノ」、「カネ」の多寡だけが原因ではなく、予算或いは中期経営計画をしっかりと運用できる等の管理能力の有無の差から生じていると思っています。)。
また、毎月訪問して会計帳簿の正確性を確保しているために税理士法第33条の2に規定されている書面添付も決算申告書に積極的に添付しており金融機関や税務当局からも高い評価を頂いております。

このような業務スタイルを徹底していますので、お客さんからもありがたい評価を頂いており、この不景気な時世には珍しく、売上が増加し続けております。
ありがたいことだと感謝しております。

ただ、このような経営スタイルを徹底するためには、スタッフ一同の職業会計人としての高い能力が要求されることは間違いありません。
「年一決算・記帳代行スタイル」でスタッフを育成しますと1年もすればそこそこ使えるスタッフになりますが、我が事務所のような「自計化・月次巡回監査スタイル」で通用するスタッフに育成しようとすると

最低でも3~5年かからないと職業会計人として安定的な力が発揮できるようにはなりません。


つまり
5年たってもそこそこ一人前というレベルになれるかどうかは本人の頑張り次第
という厳しい職業会計人の世界が待っていることになります。

それだけにひとたび一人前の職業会計人になれると、実力の世界ですから周りの人の様子を気にして働く必要はありません。
嫌な上司の顔色をうかがって仕事をする必要がなくなるのです。

どうでしょうか。
以上に書いてきたように、1年や2年の努力で一人前になれるような浅い世界ではないので、うちの事務所としてはそれなりの覚悟がある方を求めています。

現在、会計事務所業界は不況業種のひとつだと言われています(今後10年間で無くなる職業だとオックスフォード大学の研究では言われていますが、それは「年一決算、記帳代行スタイルを採用している会計事務所」に限った話です。)が、うちの事務所で頑張る限りそのことを実感する局面は無いと思います。
息の長い努力こそ必要ですが、その結果として

「技能」と「経済的な安定」と

「お客さんとの信頼関係をベースとして仕事をする充実感」

の3つが手に入ると考えています。

またここで待遇面に関しても説明をせねばなりません。
詳細は後述するとして、我が事務所は経営理念の中でしっかりと

「スタッフの幸せの増大と継続を目的とする。」

と言い切ってしまっています。
給与面を始めとしてその他諸々の待遇面も精一杯の努力をしておりますので、同業他社との比較でも劣ることはありません。
待遇面においても十分に競争力があると思っていますが、

給与面を始めとする待遇面だけに注目して応募されることはおやめ下さい。

我が事務所のウリは待遇面だけではありません。
仕事の充実感を重要なウリにしていますので、あくまでも仕事の内容そのものに興味を持った方が入所されないとお互いに幸せな結果にはならないと思っています。

以上の事をご承知いただいた上で話をしますが、

現在時点での業務経験で採用の可否を考えていません。

きっちりと前職の経験を新たな仕事に活かせる方はいいのですが、前職の経験を振り回されて、弊事務所の物の考え方ややり方に素直に従わない方は迷惑だと考えます。

また 

現在時点での会計や税務の知識もあるに越したことはありませんが、
それだけで採否を決定しようとは思っていません。
資格学校で会計や税務の勉強をしたところで(しないよりはずっといいですが。)、所詮は机上の勉強です。
テストの点は良くても仕事のできない人を山のように見てきましたから、数年間勉強したくらいの知識を鼻に懸ける人は御免です。
そもそもたった数年間の会計や税務の勉強が、生きていく上で大きなアドバンテージになると考えている事自体の卑小さに気がついて欲しいものです。
(世の中、そんな甘いもんじゃありません、仕事における不断の努力が必要です)

私自身も後述しますが28歳までは簿記のボの字も知らずにこの世界に飛び込んできた異業種参入組ですから採用面談では現時点での業務経験や会計、税務の知識の多寡にこだわって審査はしません。

むしろ
その人が弊事務所で一生懸命に働きたいと念じているその覚悟の大小を観たいと思っています。

私は、そもそも大学時代から会計の世界を学んでこの業界に入ってきた人間ではありません。
大学卒業後に旅行会社でさえない営業マンを5年弱、それからスキーの世界で2年ほど飯を食べた(学生時代はずっと体育会系でした。)という異色の経歴の持ち主です。

結局一念発起して、28歳から嫁さんのヒモになりながら会計の勉強をして3回目の受験で公認会計士の試験に合格して、会計の世界に踏み込んでまいりました。

大手監査法人に5年弱の勤務を経て、また経験のない税務の世界に税理士事務所の開業という形で突如として踏み込んでまいりました。

そんな私のてんやわんやの人生航路を見て、友人たちは「何という計画性の無さや。」と面白可笑しく揶揄しますが、当の本人はこのちぐはぐな経歴のひとつひとつを眺めまわしても
「何一つ無駄なものはありませんでした。すべて現在の会計事務所経営における貴重な糧になっています。」と言い切っている超ポジティブな人間です。

そんな私の略歴を見て、もう一度この「挨拶文」を読み返して頂くと求人募集をしている私の思いを正確に理解することができると思います。

税理士試験もひと段落して会計事務所への就職先の選択で迷われている方にとって、会計事務所で働くことについて具体的なイメージが作りにくいことだと思います。そんな中で仕事先を選択せねばならない御苦労はお察しします。
私としてはそんなあなたの判断材料になるように、弊会計事務所のことを精一杯説明しますので、この求人ページを最後までご覧になって
「よし、分かった。この事務所で一人前の職業会計人になってみよう。」と決意された場合のみご応募ください。

よろしくお願いします。

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